上司に退職の意思を伝え、退職日が正式に決まった。これで一安心…ではありません。
円満退社を実現するためには、ここからの「正式な手続き」と「責任ある引き継ぎ」が何よりも
重要です。
この最終ステップを丁寧に行うかどうかが、あなたの社会人としての評価を決めると言っても過言ではありません。
「退職届って、どうやって書けばいいの?」
「引き継ぎ資料って、何から手をつければいいか分からない…」
そんなあなたの不安を解消するため、この記事では、
コピペして使える「退職届のテンプレート」。
そして後任者や残された同僚が一切困らない「引き継ぎ資料の作り方」について、
具体的な項目を交えながら徹底解説します。
もし、まだ上司への退職の伝え方やタイミングに悩んでいる方は、まずはこちらの記事で
円満退社のための基本マナーをしっかり押さえておくことをお勧めします。
→ 【円満退社の教科書】退職の伝え方とタイミングは?上司への切り出し方と守るべき5つのマナ
【コピペOK】退職届の書き方とテンプレート
退職届は、会社に退職するという明確な意思表示を、正式な書面として記録に残すための重要な
書類です。会社の規定がある場合もありますが、一般的には以下の内容で作成します。
退職届テンプレート
(縦書きが一般的ですが、Web記事では分かりやすさ重視で横書きで紹介します)
退職届
私事
この度、一身上の都合により、来たる令和〇年〇月〇日をもちまして、退職いたします。
令和〇年〇月〇日
所属部署名:〇〇部 〇〇課
氏名:〇〇 〇〇 ㊞
会社名:〇〇株式会社
代表取締役社長 〇〇 〇〇 殿
作成・提出のポイント
- 用紙・封筒:
白い無地の便箋と、白無地の長形3号または4号の封筒を使用します。 - 筆記用具:
黒のボールペンまたは万年筆で、手書きで作成するのがマナーです。 - 退職理由:
自己都合退職の場合は、詳細を書く必要はなく「一身上の都合により」と記載するのが
一般的です。 - 提出タイミング:
上司に退職の意思を伝え、退職日が確定した後に提出します。
後任者が神様だと思う「引き継ぎ資料」の作り方
引き継ぎの目的は、
「あなたが明日からいなくなっても、後任者が一人で業務を遂行できる状態にすること」です。
口頭での説明だけでなく、必ず誰が見ても分かる「資料(ドキュメント)」として残すことが、
円満退社の最大のコツです。
最低限、資料に記載すべき6つの項目
- 業務全体の流れ:
担当していた業務の全体像と、年間・月間・週間のスケジュール。 - 具体的な業務手順:
一つ一つの業務について、「目的」「使用するツール」「具体的な手順」を、
スクリーンショットなども交えて詳細に記載します。 - 関係者の連絡先:
社内外でお世話になった担当者の氏名、連絡先、その人との関係性をリスト化します。 - 資料の保管場所:
関連するファイルやデータが、サーバーのどこに保存されているかを一覧にします。 - よくあるトラブルと対処法:
過去に発生したトラブルや、よくある質問とその解決策をまとめておくと、
後任者は非常に助かります。 - 進行中の案件の状況:
現在進行中のタスクについて、進捗状況、今後のToDo、注意点を明確に記載します。
引き継ぎをスムーズに進めるコツ
- 早めに着手する:
退職日間際に慌てて作るのではなく、退職が決まったらすぐに作成を始めましょう。 - 後任者と一緒に業務を行う:
資料を渡すだけでなく、実際に後任者と並んで業務を行い、OJT形式で教える期間を
設けましょう。 - 関係各所に挨拶回りをする:
後任者と共に、お世話になった部署や取引先に挨拶に行き、後任者を紹介することで、
スムーズなバトンタッチができます。
【忘れずに!】最終出社日までにやるべきことリスト
- ☐ 会社から貸与されているものをすべて返却する(PC、社員証、名刺、健康保険証など)
- ☐ 受け取るべき書類を確認する(離職票、源泉徴収票など)
- ☐ デスク周りやロッカーの私物を整理する
- ☐ 社内でお世話になった方々へ挨拶メールを送る
まとめ:最高の「終わり方」が、最高の「始まり」を作る
今回は、円満退社の最終ステップである、退職届の書き方と引き継ぎの具体的な方法について
解説しました。
面倒に感じるかもしれませんが、丁寧な引き継ぎは、あなたの社会人としての信頼性を証明する
最後の仕事です。
立つ鳥跡を濁さず。最後まで責任を果たすことで、あなた自身も晴れやかな気持ちで
新しい会社でのキャリアをスタートできるはずです。


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